岩手県の絶景スポット、猊鼻渓。舟下りで自然の造形美に心を洗われた後は、心身を解きほぐす心地よい宿での時間が欠かせません。
ただ、このエリアで宿を探すと、ビジネスホテルから古民家まで選択肢が幅広く、「どこに泊まれば本当に満たされるのか」と迷ってしまう方も多いはず。
そこで今回は、地元の方や観光客から定評のある、一関・平泉エリアの宿を5軒選びました。料理の評判が高い宿から、日常を忘れてのんびりできる古民家まで、旅の目的に合わせた選び方をご紹介します。
旅のスタイルで選ぶ、一関・平泉の宿比較表
まずは、今回ご紹介する5軒の特長を一覧にまとめました。2026年10月14日時点、2名1室利用時の目安料金を添えています。
| 宿名 | 温泉・客室 | 食事 | 配慮ポイント | 料金目安 |
|---|---|---|---|---|
| 旅館 舞鶴 | 大浴場 | 夕食評価4.77 | 平泉観光に便利な好立地 | 11,000円〜 |
| ベリーノ ホテル一関 | 客室・レストラン | 夕食評価4.59 | 広々とした快適な部屋 | 15,400円〜 |
| ホテル松の薫一関 | ラウンジ・売店 | 朝食バイキング | 一ノ関駅徒歩1分の利便性 | 10,000円〜 |
| 小宿かぢや | 和室 | 朝食評価4.67 | 猊鼻渓駅徒歩5分の静寂 | 9,020円〜 |
| 古民家 薄衣 | 家族風呂 | 門崎熟成肉BBQ | 築150年の古民家一棟貸し | 41,400円〜 |
猊鼻渓・平泉の旅を彩る、こだわりのお宿
夕食の評価が極めて高い「旅館 舞鶴」

世界遺産の街、平泉を拠点に旅をしたいなら、こちらが最適です。平泉駅より徒歩約8分という好立地にあり、毛越寺までも徒歩3分でアクセスできるため、時間を気にせず観光を楽しめます。
特筆すべきは、お料理へのこだわりです。夕食の評価は4.77という非常に高い数値を記録しており、寄せられている口コミには「料理の味も量も大満足」との声が届いています。手作り料理とおもてなしを大切にする宿としての姿勢が、そのまま数字に表れていますね。
設備面では大浴場を備えており、旅の疲れをゆっくりと癒やすことができます。また、和室のほかツインベッドの部屋も用意されており、旅のメンバーに合わせて選べるのが嬉しいポイント。
正直、個室の設備はシンプルなプランもありますが、お料理の満足度と立地の良さを考えれば、十分すぎるほどの価値がある宿だと言えます。
広々とした空間で心地よく過ごせる「ベリーノ ホテル一関」

一関市内での滞在に安心感を求めるなら、こちらがおすすめです。東北新幹線の一関駅から車で5分、国道4号線沿いに位置しており、交通の便が極めて良好です。
こちらの宿の魅力は、何といっても客室の快適さ。投稿された口コミには「広くて快適な部屋」とあり、バス・トイレ・洗面が一体となった空間もゆとりを持って設計されています。
お食事も定評があり、夕食の評価は4.59と高水準です。公式サイトの案内では、白金豚を贅沢に使用した「しゃぶしゃぶ膳」や「グリルコース」が提供されており、やわらかな食感とさっぱりした後味を堪能できます。
さらに、館内には茶室やティーラウンジ、結婚式場まで完備されており、しつらえの豪華さが大人の休日を演出してくれます。
駅至近の利便性と快眠を叶える「ホテル松の薫一関」

効率的に観光を回りたいけれど、睡眠の質には妥協したくない。そんな方にぴったりなのがこちらです。JR一ノ関駅から徒歩1分という好立地にあり、シモンズ社製ベッドを導入した客室で快適に過ごせます。
特にこだわっているのが寝具です。公式サイトによると、コンフォートフロアの全室に「シモンズ社製ベッド」を導入しており、世界的に高い評価を得ている寝心地を提供しています。
お食事はバイキング形式で、朝食の評価は3.98。駅近でありながら、繁華街も近く、近隣に飲食店が多数あるため、夜の楽しみ方にも困りません。
ただ、高級旅館のような静寂を求める方よりは、観光の拠点として機能的に、かつ快適にスタートしたい方向けの宿と言えるでしょう。
文豪も愛した静寂に浸る「小宿かぢや」

喧騒を離れ、 truly な「おこもり旅」を叶えたいなら、猊鼻渓駅から徒歩5分の場所にあるこちらの宿を。
宮沢賢治や田山花袋といった明治の文豪たちも訪れた由緒ある宿であり、公式サイトでは「文豪が求めた無為自然」という言葉でその佇まいを表現しています。まるでふるさとに帰ってきたかのような、素朴であたたかな空間が広がっています。
特におすすめしたいのが朝食で、評価は4.67と非常に高いです。十七代にわたり受け継がれてきたおもてなしと共に、静かな朝の時間を過ごせます。
設備はシンプルですが、だからこそ、傍らに小さく佇む宿ならではの贅沢さが際立ちます。猊鼻渓まで徒歩約8分という立地を活かし、早朝の澄んだ空気の中で舟下りを楽しむのも素敵ですね。
築150年の古民家で心を解き放つ「農家体験民宿 古民家 薄衣」

究極にプライベートな時間を過ごしたいなら、一棟貸しの古民家という選択肢はいかがでしょうか。
築150年の歴史を持つこの宿は、土壁や太い梁、柔らかな光が差し込む障子など、昔ながらの趣を色濃く残しています。一方で、現代の暮らしに合わせた快適さも追求されており、広々とした檜風呂でゆったりと心身をリセットできます。
食事の楽しみも格別です。公式サイトによれば、BBQでは地元で愛される「門崎熟成肉」を使用しており、濃厚なうま味が魅力。旬の地元野菜と共に炭火でじっくり焼く時間は、最高の贅沢になるはずです。
また、無料朝食サービス(※令和8年10月31日で終了予定)では、地元米や卵、味噌汁などが提供されており、農村ならではの温もりに触れられます。
自分へのご褒美に、誰にも邪魔されない静寂を求める大人の一人旅や、ご夫婦での休日にぜひ訪れていただきたい一軒です。
猊鼻渓周辺の宿選びで失敗しないためのポイント
今回の5軒を見て分かるとおり、一関・平泉エリアの宿は「利便性」か「情緒」かで大きく分かれます。
- 観光を効率的に楽しむなら 一ノ関駅前の「ホテル松の薫一関」や、平泉中心部の「旅館 舞鶴」が正解です。
- 特別な体験を求めるなら 猊鼻渓の静寂に包まれる「小宿かぢや」や、古民家一棟貸しの「古民家 薄衣」がもたらしてくれる充足感は格別です。
また、お食事の形式(会席、バイキング、BBQ)によっても滞在の印象は変わります。何を一番の目的にするかを明確にして選んでください。
まとめ
岩手の自然と歴史が息づく猊鼻渓周辺では、宿の選び方ひとつで旅の記憶が大きく変わります。
美食に酔いしれる夜、歴史ある建物に身を委ねる時間、そして心地よい眠り。日常のしがらみを忘れ、心から「ゆっくりできた」と感じられる宿で、最高の休日を過ごしてくださいね。🌿✨
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